2009年12月4日金曜日

パソコンカーナビ

いまさらパソコンカーナビでもないが、


先週土曜日あたりから秋月で購入したGPSレシーバをパソコンカーナビで使用できないかテストしてきたが、何とか使用できる目処が立った。カーナビがものによってはかなり安くなってきた現在いまさらパソコンカーナビでもないだか、なんとなく技術者の端くれとしては、市販のカーナビでは満足できず、機能も見やすさも劣っているパソコンカーナビにチャレンジしてきた。実際は¥も無いし、使う回数も少ないのでもったいないというのが本音。 (月1~2回程度の運転と年間3000Km程度の走行距離)
秋月で販売しているGPSレシーバには数種類あるようだが、今回購入したものはロガー付きと呼ばれるもので、GPSレシーバー単独で位置を記録できるものです。(電源はUSBタイプのコネクターから5Vを供給する仕組みで、秋月でGPSレシーバーを購入するとおまけでUSB端子つきの電池ボックスが付いてきますので、もって歩き帰宅後付属のプログラムで軌跡を振り返ることができます。軌跡には位置と時間があり、表示することもできます) 
このGPSレシーバをパソコンカーナビのGPSレシーバに使用できないかとテストをしてみました。
当初の心配は、ロガー付きGPSレシーバーということで、データが表示プログラムからのリクエストで出力されるのであればカーナビに使用するのは難しそうだなと思っていました。
まず、GPSレシーバーがOS上どのように認識されているのか、コントロールパネル/システム/ハードウェアから見てみるとポートにCOMxと認識されていた。ということはパソコンカーナビの地図から見るとなんとなく認識しそうな気がしてきた。
ここでテスト環境をまとめておくと
使用したPC : IBM製Note PC X40 使用した地図 : アトラス製 プロアトラスSV使用したGPS: CanMore社製のGPSロガーGT-730F(L)
地図については、秋月の指定はSV4となっている。
とりあえず、GPSレシーバをPCに接続し、地図を立ち上げてみる。COMポートを合わせて見るが、無常にも信号がありませんと出る。地図上のGPSパラメータをいろいろと変更してみるが、効果なし。(ちょっとめげてくる、やっぱり地図が古すぎるのか、SV4は高いしな~)
日にちを明け、いろいろ考えを巡らすも良いアイデアは浮かばなかったが、そこは頭の悪いなりに根性でもう一度チャレンジしてみることにした。
だいたいからして、GPSレシーバーと地図の仕様を併せて無いじゃん!!ということでまず地図を決め、GPSレシーバーの仕様を変更する。
通信速度を地図の最高速度9600BPSにする。
室内ではあるが、早速接続すると、できた とりあえず通信し始める。暫く放置しておくと12個の衛星がありそうで、内3個を捉え、暫くすると9個まで捉えた。地図を見てみるとカーナビの矢印が表示されていた。
一度PCをリブートしてみるとなぜかGPSレシーバの通信速度がまた最高速度に戻っている。ので、変更すると接続はできた。ちょっとこのあたりは後日の課題としても何とか使用できそうである。
これで、現在使用しているIOデータのGPSレシーバが壊れてもパソコンカーナビは続けられそうである。また併せてロガーの機能も利用できれば、助かる。

2009年10月23日金曜日

ステップアップインバータ その2

PC用のステップアップインバータがうまくいったので、次に無線雑誌掲載されていた無線機用の物を作成することにする。まずICを購入すべく、また千石電商に向かう。しかし、雑誌に掲載されたせいか、ICは売り切れていた。残念。とりあえず入荷するまで中断。(入荷するのかな~~~、あの時数個買って
おけばよかったな~~)
その後何回か行ってみるが、棚は空。

ステップアップインバーター その1

以前から出かけたときにほしいと思っていたステップアップインバーター(バッテリーからPC電源を取る)がなかなか販売されているのを見つけることができなかった。これまではDC-ACインバータ+ACアダプターでNotePCを使用していた。先月号の無線雑誌を見ているとICひとつとちょっとした部品で出来る回路が掲載されて居るのを発見。早速部品を購入しに、秋葉原に出向くが、なかなか入手できず、半分あきらめていたところ、千石電商にあった。
灯台下暗し。
早速製作してみると簡単に12Vを16Vにステップアップすることが出来た。PCを接続するとちゃんと稼動する。が、ICを触って見ると、火が出そうなほど熱かった。放熱を考えないとこりゃだめだ!ICが解ける。
しかし、小さく作りすぎて、放熱板を入れるスペースがない。仕方がないので、強制空冷方式ということでファンを取り付けることにした。ちょうどよいファンが無いかとジャンクを探るが無いのでまた秋月に向かう。近頃秋月では小さなファンを格安で販売しているので、サイズの違うファンを3つ購入し帰宅。あれこれサイズを合わせて、ちょうどICのあたりに穴を開けケースに取り付ける。熱を吸い出す形になった。電源を入れるとめちゃうるさい。これでは耐えられない。あれこれ試しているとケースに収めるとうるさいことが判明。考えてみれば、密閉されたケースに収めて闇雲に吸い出すので空気が入ってこないので、ファンが悲鳴を上げていることが分かったので、ケースに空気の入ってくる穴を開けてみると音はかなり静かになった。ついでにICを触ってみるがそこそこの熱でICが壊れるま事はなさそうなので使用し暫く様子を見ることにする。

2009年8月25日火曜日

やってしまった

夏休みに久しぶりの山登り。
毎年、夏休みは山を3~5座(山)登る事にしており、今年も5(座)山ほど計画した。
金曜日、夕方出発し、最初の登山口に向かう。
前回あたりから車の運転を注意するように言われているので、制限時速内の
安全運転で向かった。土日(お盆も含む)高速料金1000円の影響があるかな
と思ったが、渋滞はさほど無かったが夜半過ぎに登山口に到着する。
遅めの夕食を取り、就寝。

朝、目がさめると周りには数台の車が駐車しており、登る準備をしていた。急いで朝食をとりながら、支度をし、出発をする。出発直前よく登りに来るという単独の人から、予定していたコースでない方が登りやすいとアドバイスされおとなしく従うことにした。山は3時間ほどで一つ目の頂上に到着し、すぐに2つ目の山に向かうが、変な階段続きで結構手間取る。1時間ほどで到着するが、あいにくのガスで眺望ゼロ。すぐに元来た道を戻り一つ目の山から下山に入る。アドバイスで登りに予定していた道を下り始めるが、階段の連続でアドバイスが正しかったことが分る。そういえばアドバイスしてくれた人は登ってきた道を引き返していた。こちらは同じ道では面白くないとこの道を選んだが、結構きつかった。他のパーティーも音を上げていた。 それでもそこその時間で駐車場に到着。すぐに装備を解き次の場所に向かう準備をする。 自動車のフロントガラスに温泉施設の割引の案内が挟んであるので、昨日も風呂に入っていなかったので、案内に従い向かう。登山口から東京方面に少し戻ったところに温泉はあった。温泉は赤い色でまだ時間が少し早いのかお客は3人ほどだった。30分ほどであがり、さっぱりしたところで次の場所に向かう。 途中今夜と明日の食料を購入するためにスーパーによる。 それにしても今日はなんとなく足元が不安定だった。(来る前のトレーニング不足なのか、年のせいなのか、このことが次の山で「やってしまった」になる原因だったかもしれない) 次の登山口への入り口は途中までは良かったが、なかなか分らず、探してしまった。登山口は神社前の広場で誰も来ていなかった。小生のような登山者は少ないかもしれない。夕闇も迫ってきたので、すぐに明日の用意をし、夕食を食べることにした。それにしても川が近いせいか、空気が湿っており、蚊が多い。車の窓に網戸を取り付ける。(これで少しはかに刺されなくなった。)

食事をし20時ごろ就寝。

朝起きてみると周りに数台の車が駐車しており、数人の人がすでに身支度を整えて登りにかかっていた。起き出し、顔を洗ったついでに入り口にあるコースの看板近くにいた2パーティーとコースなどについて話す。(1パーティは、仲間の都合で新道を行くといい、もうひとつのパーティは高校生と先生らしく険しい方を行くといっている) 当然今回の目玉として小生も険しい方を選び高校生グループのすこし後に進む。全工程約10時間であるが、今回はあまり無理をしないということで小屋どまりを予定していたが、出発パーティを見てみるとみな日帰りのようなので、急遽予定を変更し小生も日帰りにすることにして、荷物を軽くすることにした。万が一小屋泊になっても夏なので雨具とジャンバーとセーターでしのげると思ったので、寝袋などをおいていくことにした。(寝袋とポンチョとトランシーバを置いて行ったが、まさかの事故でポンチョとトランシーバを置いてきた事が裏目に出る)
直ぐに鎖場が連続したきつい登りになった、それにしても今日も汗が良く出る。昨日の服装からズボンを変えたが、上半身の汗が下に流れるのかびっしょりとなってちょっとまとわりつく感じになってきた。昨日のズボンと変更した理由は、ベルトが使用できないので、不便だったからであるが、どうも具合が良くない。4合目、五合目と何とか登ってきたが、やはりポツリポツリと降って来た。
雨が気になり、引き返すことも検討したが、来た道は結構きつく下るのも難儀だなと思い、後1時間少し登れば尾根筋に出るので続けて登ることにする。 七合目あたりに来ると雨も小止みになり、視界も下界がたまに見える程度に少し開けてきた。
来た方向を見ると単独と数人のパーティが登ってくるのが確認できた。7合目で斜め前方に見える滝を眺めながら少し休んでいると早くも単独の人が登ってきた。この山の経験をたずねると初めてだということだった。先に行ってもらい後からゆっくりと出発する。すぐに鎖場が出てきた。いつもと違いどうも今日は鎖場を登るタイミングが悪いのかスムースに登れない。3,4鎖場を登ったところで狭い道の少し平坦な場所に出た。雨がまたぱらついてきた。平坦な場所があと少しで終わるところで足を滑らせて谷側に滑落。とっさに周りの草をつかみ何とか這い上がる。「危ないところだった」、落ちればかなり高い所だったのでどうなっていたか分らないなどと思いながら山側を見ると確保のためのロープが張ってあり、ここは気をつけなければいけない所なんだと思いつつロープの端まで行った所でまた足を滑らせる。というよりもつれた。今思えば、一回目の滑落でかなり足に負担がかかり、足がもつれたのかもしれない。滑落したとき一回目と同じ反応で周りの草をつかんだが今度の草は人間の重さを支えることが出来ず、そのまま谷底に滑落。
数秒後(実際はもっと早かったかもしれないが)下に到達、その瞬間足を軸に頭から後ろに一回転する。大きな岩が目に飛び込む。瞬間頭を保護したが背中を強打し、激痛が走る。息が出来ないほどの激痛。しかし何とかしなければと上を見上げると登山道が見える。気を取り直しとにかく登山道まで戻ろうとザックを背負いなおし、上り始めるが、大きな岩に阻まれ、登れない。背中の激痛が酷くなる。意味のない大きな声(声というより吠え)を上げ、痛みを和らげる。今までに経験したことの無い打ち身とは違う痛みだった。雨も激しくなってきていて、岩が滑り何度か滑り落ちながらも何とか登山道に戻るが、痛みが酷くもう歩けない状況だった。無理してでも登山道に戻ろうとしたのは、先に確認していたパーティがくれば何とかなるかもしれないという思いがあったからである。登りきり沢の端に座れそうな場所を見つけ、座り込む。
9時30分ごろ、痛みに耐えながら、待っていると先ほど見かけたパーティーが近づいてきた。パーティーの一人に事情を話し小屋に連絡をお願いする。パーティーは3~4人(痛みが酷く周りの状況が良く理解できなかった)だったようであるが、快く引き受けていただけたとともにこのような場面に慣れているのか、私の携帯電話番号などを聞き取って言ってくれた。これは後で大事なことだった。
(遭難した場所は圏外だった/私は今回DOCOMOとSOFTBANKも持参したが
どちらも圏外/パーティーの方々のも)

パーティーが登って行った後、しばらく痛みが続いたが、姿勢によっては痛みが
ほとんど無いことが分り、じっとその姿勢で耐えることにした。
予想では登り一時間程度救援に来てくれるまで1時間程度と予想し12時近くには
何とか状況が変わることを期待してじっと待つことにした。
雨が激しくなってきたので、雨具の上はすでに来ていたので、雨具のズボンを
はくことにしたが、痛みが酷くなかなかはけない。
何とか穿く。また、雨をしのぐために持ってきた大き目のビニールをナイフで裂き、
テントを作る。立ったり姿勢を崩すことが出来ないので、座ったまま姿勢を保ちの
作業で時間がかかる。何とか裂くことが出来たのでかぶって雨をしのぐ。
沢沿い(沢の先端)だったが午前中のせいか風が無かったのが幸いした。
その後、単独行の2組が通り過ぎる。声をかけてもらう。とりあえず、先のパーティに
頼んだのでと、お礼を言うが、痛みがひどくあまり答えにならない声で礼を言う。

12時になっても状況が変わらない。痛みは消えないが後1時間立っても状況が
変わらなければ、自力で行こうと思い始めた。
雨は土砂降りではないけれど相変わらず降っていた。
13時になり、子雉が打ちたくなり、痛みをこらえて立ち上がり、立ち木につかまり
ながら何とか済ませていると、携帯のバイブが呼び出していた。
あわてて携帯を開くとSMS(ショートメッセージ)が入っていた。
メッセージを開くと警察からの問い合わせで、藁をもすがる思いで、痛みをこらえ
電話かけると南魚沼警察につながり、遭難している状況を聞かれる。
座っている場所は圏外になるので痛みをこらえ立って応答していたが、応対して
くれた方が、GPS付きの携帯であれば、110番を掛け、場所の特定をしたいとの
ことで、またあわてて110番を掛ける。しかし電波が弱いのか携帯が悪いのか
場所の特定はできないとのことで、雨の中地図を開きながらおおよその場所を伝える。
このあたりからバッテリーが乏しくなってきたので、通信を切る事にした。その後、
2度ほど通話をしたあたりでバッテリーが切れる。通話から事故は分かってもらい、
救助隊が向かっているということだったのでとりあえず安心しまた座りなおす。
(携帯のGPSについては、別のブログでも書いたが、どうも頼りにならない、対応して
くれた110番の方も言っていたが、携帯によってだめな携帯もあるそうだ
/次回は別メーカーにしてみようと思っている)

いつなら予備バッテリーを持参するのにこういうときに限って忘れてくる。何度か
SWを入れてみるが、バッテリーが切れたとのメッセージが無常にも流れる。
暫く、痛まないように姿勢をとり、救助を待つことにした。
16時少し前になったころ、ヘリの音がしてきた。あのヘリが救助だといいな等と思い、
意味なくかぶっていた黄色のビニールを振ってみる。
(後で携帯の留守電を聞いてみると警察の人がヘリが向かっているのでタオルなどを
振ってみてほしいと入っていた。)。
ヘリはかなり近くまで来ていた。暫くすると人の声がし、4~5人の人が私を見つけてくたれた。どういう人かよく分からなかったが、本人確認やら、傷の状態などを確認し連絡していた。このころになると長い時間耐えてきた状況から開放された安堵から急にだらしなくなっていた。駆けつけてくれた人たちのことより早く病院にでもどこにで連れて行ってほしいと思うだけだった。
一応、事務手続きとヘリがホバリングしても危険がないかを確認した後、XXXを焚く様リーダーが指示し、ヘリが近づいてきた。 (はじめたホバリングの下にいてねそのすごさに驚かされた。この状態では浮石などが飛び場合によっては落石が発生するそうでチェックが欠かせないようである。)
ヘリから1名の隊員が降下し、私をチェイルドシートのようなもので確保し、ロープで吊るす用意をした。とにかく痛くて上を見上げることができないので、よく分からないが、ヘリは真上にはいないようであった。用意ができるとヘリに連絡し吊り上げることになったが、ホバリングの風が強く雨具のフードを深くかぶり必死に痛みと風に耐えているといよいよ吊り上げることになった。ヘリが上に移動しているのかクレーンが引っ張っているのかロープが張り始めたが下の隊員が私の体を強く確保しているので上に行かなかった。暫くロープが張った状況になったとき、確保をはずすとピュ-ンと空中に飛び出した。多分ただ引き上げると周りの機などにぶつかるので一気に引き上げたのだと判断された。
ヘリに引き上げられるまで、たいした時間でなかったと思うが、結構空中散歩になり、痛みと落ちたらと思う恐怖があった。なければ楽しめたかもしれない。(不謹慎)
ヘリに収容されたが、痛みが増して床に寝かされていたが唸っていた。下にいた隊員が戻ってきて、地上まで搬送が始まった。床に寝かされているので空しか見えない窓を見ていたが、どこまで行くのか皆目見当が付かなかった。10分ほどで地上に到着すると救急車が待機していてそのまま近くの病院に搬送された。
付いた病院の場所は聞かされていたが、どの程度の病院なのかは分からなかった。とにかく痛みが増してきて大きな唸るばかりであった。(これで単なる打ち身だったりしたらどうしよう?)
ベットに寝かされたまま、すぐに着ている物を剥ぎ取られ、丸裸でレントゲン、CTスキャンを取られる。結果は肋骨骨折と気胸ということであった。骨折は命に別条ないが気胸はすぐに手術の必要があるということで即手術が行われた。(これがものすごく痛くて、本来の痛みがどこかに行ってしまった)
手術が終了するとそのまま(素裸のまま)、集中治療室に入れられ一晩監視付きになった。ついでにレントゲンで尿がたまっているがトイレにはいけないだろうからと尿道に管を入れられた。
一応、処置がされたので、安心したが、痛みは取れない(まあ、当たり前か)
人が痛がっているのに地元のおまわりさんがいろいろと事情聴取にやってきた。痛いのであまり考えられないで聞かれるままに答えておいた。(うそは言っていないが、事故については、ちょっとオーバーに言っていたようである)
翌日、家族も来たので、集中治療室から一般病棟に移る。先生が病状を説明するということで家族が聞きに言ってくると本人は痛みだけで大したことがないと思っていたが、結構大したことだったらしく驚いていた。先生がなんと言ったかは定かではないが、死んでもおかしくなかったといわれたようで、結果大したことがなくてよかったよかったといっていた。入院は気胸の手術で入れた管を抜くまでと言われていた。一週間ほどはチンチンに入っている管と肺に入っている管があるのであまり動けなかった。それ以上に何が痛いのか分からないが、動くと強烈に痛むので別とでじっと上を向いたまま、うつらうつらとしていた。健康なときは上を向いたままでいられないのに。 3日目くらいから管をつけたままだが、引き連れてトイレに行くことができるようになったが、便器に座るのも、立つのも痛くて大変だった。実は、今回はいつも時と異なり、初日から便秘になっており、4日ほど便がたまっている状況になっていた。便秘等経験のない私としてはちょっと心配になり、トイレに行くのだが、力を入れると痛いのでますます便が出ず、心配になっていた。先生は心配ないというが、このまま詰まっては困るな~などつまらない心配をしていた。
2日ほど肺に刺した管の状況を確認したが、順調そうだというので空気を抜く管を閉め、さらに様子を見ることになった。結構順調に回復しているようであった。(このあたりは退院後、気胸について調べてみると確かに生命に危険がある場合もあるようであった、日ごろの行いがよかったのか早く回復しているようであった。自賛)
5日ほどで管も抜け、退院可能となったが、抜いた後の処置と経過を見るため、もう少し入院することにした。どうせ会社は一月ほど休むと言ってあるし、地元の病院に転院するにしても面倒なので、入院を続けることにした。それにしてもこの病院はベットが比較的空いていた。
10日後、管を抜いた後の抜糸が済んで晴れて退院となった。
この後自宅に帰宅し、暫く痛みと戦うことになりますが、今回のブログはここまでとします。

2009年4月30日木曜日

インチキ GPS ???? DOCOMO F905i

近年山に出かけると入山者カードにトランシーバか携帯電話の有無が問われる。愛用のPHSでは殆ど圏外になり、何かと妻の携帯電話に助けられていたので、永年愛用してきたPHSから携帯電話に変更することにした。 その際GPS機能付のものを選択した。それが『DOCOMO F905i』、これで多少道に迷っても困らないだろうと期待に胸を膨らませた。近年出かける山は年甲斐も無く難しい(道がはっきりしない)ところもあり、道に迷った時の用心にGPSの購入を検討してきた。しかし、山で使用するGPSは高価であり重さもありそうなので手が出せないで居た。そんな時携帯にGPSが付いているF905iがあることが判り、PHSからの変更を機にGPS機能付のF905iにすることにしたのだ。もともと私はPHSでも通話もメールも殆ど使用することは無いので、持っていてもあまり意味が無いのだが、緊急の時公衆電話が少なくなってきているので持っているようなものである。有ればあったで便利ではあるが。
そんなわけで、GPSの意義は大きいのである。早速使用してみると確かに自分の居る場所がそれらしく測定されて表示される。街中のいろいろな場所で測定してみると殆どの場所で測定できることがわかった。少し位ロケーションの悪いところもOKであった。これならGPS機能に期待しても良さそうであると自信を持った。
暫くは山にも行かなかったのでその後はGPSのことは忘れていたが、仕事で香港に行く用事があり、時間を見つけて香港島の一周を計画した。香港島全体の詳細地図が入手できず(あっても中国語表記で理解できない)、日本に居る時インターネットで入手した地図を頼りに実際に歩き始めると道の解かりづらいところが多々あり、GPSで位置を調べようとしたが、「不能」と言うことで出来なかった。多分これは国内と海外では補足する衛星が異なることによる現象だろうとあきらめそのまま歩き回っていた。
帰国後夏休みに上越の山に出かけることになり、今度はどうだろうと麓で測地してみるとOKだったので、安心して登山開始した。頂上で地図で現在地が確認できるか念のため測地してみると、「不能」何度も時間をかけ測地してみるが不能になってしまう。マニュアルには周囲に障害物等があるとだめと書いてあるので念のため、頂上の岩の上に上がり、測地してみるが「不能」になる。あきらめて下山後DOCOMOのサービスセンターに連絡し理由を聞くが山のてっぺんには障害物があり測地不能であると言われる。????????障害物の定義が私とDOCOMOでは違うようである。説得するのをあきらめた。
その後せっかく購入した(ただで貰ったわけではない、たくさんのお金を払っている)ので、機会があるごとにテストしてみるとどうもF905iのGPSとは私が認識しているGPSとは意味が違うようである。マニュアルに記載されているGPSと私の認識は同じであるが。
いろいろテストしているうちに解かったことは明らかにF905iの言っている(というよりDOCOMOが言っている)はGPSは世の中一般のGPSとは異なるようである。であれば DOCOMO方式GPSとでも言って欲しいものである。
テストの結果(といってもそれほど多くテストしているわけではない)が、DOCOMO F905iのGPSは圏内であればどんな場所、たとえば地下3階であっても測地することが可能であった。すばらしい(何が~~)
圏外であれば前述のように山の頂上だろうが、平地であろうが、地下3階でも「不能」となる。つまり圏内でないと使い物にならないので、カーナビより始末が悪い。どうも10数年前に流行ったアンテナの位置で場所を特定するのではないかと推測できる。これをGPSといえるのか、疑問である。

結局あきらめてGPSを購入しようと思っていたところGPSが使用できるトランシーバが発売されたのでこれを購入することにした。 F905iはかなり無駄な出費となってしまった。

もっともこれは私の経験で実際は携帯そのもののせいかもしれないし、使い方が誤っているからかもしれない。ただDOCOMOのサービスセンターでは解決しなかったし、測地不能は事実でもある。
せっかく購入したので測地できる方法があれば知りたいものである。

2009年3月16日月曜日

HAM LOG作成??

長いこと免許の更新のみでQRTしてきたHAMをローカルの影響で又始めようかなと思い、古いRigを引っ張り出してワッチ等を開始する。

直ぐにQSOするわけではないが、HAM Logをどうしようかと考えている。いまさら紙に書くのも面倒だと思い、以前にBASIC時代からProgramの勉強を兼ね、幾つか作成してきたProgramを見直してみてもぱっとしない。BASICからVBになり、その他の言語でも似たようなものを作成してきたが、結局飽き足らず、というより世の中どんどん進み使用している言語が変化してしまうので面倒くさくなり、作成することをやめていた。今回は自分で作成せず、人様が作成し評判のよさそうなものを活用することにした。世の中ではTurbo HAM Logなるものが有名である。とりあえずダウンロードし、試験的に使用してみるがどうもしっくり来ない。本なども参考にし何度かトライするもやはり自分の考えている仕様とは異なる感じでだめ。一部の仲間に聞いてみると同じような印象を持っているものもいる。現在仕事もあまり無く、時間もあるので、今まで作成した幾つかのProgram基に再作成にチャレンジすることにした。当初はEXCEL & VBAで簡単に作成することを計画するが、他の局に使用してもらうことがあるかもしれないのでEXCELを所有していないことも考え、途中まで作成し中止。(もっとも周りに居るのは小生と同じで人の作成したものを使用するのが嫌いな連中ばかりなので使用してくれることはあまり考えられないが) それではとFree SoftのOpenOfficeを考えるが、MACROが使用できないようなのでやめる。無料で使用でき少しは小生の知識向上が期待できそうな新しい環境と言うことで、VB.NETで作成することにした。VBということで知識的には、過去の経験も生かせそうで、何とかなりそうなので気楽にスタート。幸いMSが無料で環境を提供してくれると言う。無料なので失敗してもあまり悔いは無い。経験は残る。ということで早速ダウンロードし環境を整える。立ち上げるとなんとなく使用出来そうで出来ないので、Webにお手伝いをお願いする。幾つかのHPを参考に簡単なProgramを作成してみる。これなら何とかなりそう。20数年前に初めてBASICに触った時を思い出す。

2009年2月23日月曜日

バッテリー・パルサー作成 その後の5

補充電をしながら、一週間ほど経ったので、バッテリーを観察すると最初の頃、バッテリーの充電状況を示すインジケータ(多分簡易な比重計)がほぼ充電完了を示していたが、今回は要充電状態になっていた。充電電流をみると100mA程度しか流れていない。どうしたものかと電圧を測るととりあえず、12Vは出ているが、補充電をはずし暫くすると電圧は徐々に下がっていくので、あまり良い状況ではないようだ、とりあえずパルサーは暖かくなるまで中止することにした。最初の頃ちょっと良い兆しがあったので、もう一つのバッテリー用にもパルサーを作成しようと思っていたが、そちらも中止とする。別件でWeb検索していたら、たまたまバッテリー復活のニュースがあり、開くとパルサーの件が出ていた。それによるとパルサーそのものを否定しているのではないが、パルサーをかけると鉛の極板が傷みはがれるのでそれを~~して戻すような仕組みを開発したらしいことが記載されていた。確かに可能性があるかもしれないと思った。今回最初は少しパルスが強いものでかけていたので、その可能性があるのかもしれない。

2009年2月17日火曜日

測定器考-2

先に作成した秋月の発信機の波形ばかり見ていてもしょうがないので、

測定器考-1

去年の初めから友人の影響で電気(電子)工作を再開したのだが、以前使用していた道具やら測定器が古すぎて使用に耐えないので、購入を計画。当初は素人が使用するのでそんなに良いものでなくてもと思っていたが、友人に意見を聞くと校正などを考えると中古でなく、新品でそれなりのものをそろえたほうが良いというので、秋葉原で物色。

とりあえず前々から欲しかったオシロを購入することにした。アナログオシロしか知らない者にとっては時代は変化しており、デジタルオシロなる物が登場しており、選択に迷ったがこれも友人の意見でデジタルオシロを購入することにした。(ちょっと後で後悔しているけれど)

メーカーは昔のメーカーも会社名が変わったり、海外(中国、韓国)出てきており、これも迷ったが結局国産の物にした。性能は懐の許す限りということで、廉価版ではあるが、100MHzのものに決定。(これも友人の意見で100MHzなら1/3としても30MHzまでは大丈夫というので)。早速帰宅し意味無く波形を見ているうちに周波数発信機が欲しくなり、周波数測定器も欲しくなってきた。
この話は又今度。

2009年2月16日月曜日

バッテリー・パルサー作成 その後の4

3日ほど様子を見ているが、特に目立った様子は無い。今日は少し放電させ様子を見ることにする。あれだけすっからかんだった容量は少し充電されたようなので、とりあえず社内で使用する蛍光灯(8W)を点灯させてみると十分な明かりで点灯する。
前回と同様にインバーターを接続し100V(9W)の蛍光灯を同時に点灯させてみる。インバーターには空冷用にPC用ファンが付属させており、併せて回転させる。20分ほど点灯後、ブザーがなり出したので、放電のテストは終了。思った以上に回復している。(??)
継続してパルサーと補充電を行うことにする。

2009年2月11日水曜日

過放電防止装置 その後

遮断/接続とバタつくのをどのようにすればよいのか、回路とにらめっこ。とりあえずオペアンプで基準電圧との差で動作しているリレー回路の動作範囲を広くすれば良いのだろうと試行錯誤繰り返すが、無い知識では、1V位がせいぜいで2~3Vは無理と判断し、遮断されたらその後電圧が回復しても接続しない方法に切り替えることにした。(このあたりはPICの知識でもあると迷うことなくPICで作成しているのかもしれないが、無い無い知識ではどうしようもない。) 回復を自動にしたいがこれも無理なので、手動にすることにした。仕組みは遮断されたら電圧が上がっても遮断を継続するようにリレー回路の入り口にダミーの遮断電圧を掛け、リレー回路をだますことにした。回復はこのダミー電圧を手動でゼロにし回復させることにした。最初はSWのみで出来ると思ったが、今回の仕組みは接続ではなく切断するSWが必要でそのようなSWは手持ちが無いので、リレーをもう一つかまし、実現させることにした。仕組みは思ったとおり動作するが、しかしどうも仕掛けが豪華すぎると再考し、SWだけで何とかしようとゼロにするSWをジャンク箱をあさると一般的なSWではあるがとりあえずケースにも収まりそうな物が出てきたので、取り付け、テストするとほぼ満足いく仕掛けになった。今日はここまで。後はまた弱ったバッテリーでテストしてみることにする。

過放電防止装置

車中泊でサブバッテリー(それほど大そうな物ではなく、自動車用バッテリー)を使用しているが、ソーラーパネルからの過充電が心配なので以前過充電防止装置を作成した。(太陽電池関連の本を参照)
その後手持ちのソーラーパネルには不釣合いのコントローラーを購入しバッテリーの管理をしていたが、このコントローラーは、バッテリー電圧が12Vより低くなると赤のLEDが点滅し、気にするとちょっと心臓に良くないので、取り外していたが、過放電は心配なので、今回は過放電防止装置を作成することにした。
前回の過充電防止装置ののっていた本を参考に念のため、インターネットを検索すると95%位同じ回路ではあるか、オペアンプの回路がちょっと異なるものだったが、何となくよさそうなので、参考にさせてもらい、作成に入る。ほとんど手持ちの部品で事足り2時間ほどで終了。早速CVCCで遮断電圧を調整し、弱っているバッテリーでテスト。バッテリーは弱ってはいるが充電されているのでとりあえず稼動。最初は負荷を軽くしていたが、いつまで経っても遮断電圧まで落ちないので負荷を大きくするとすぐに遮断が起きる。よしよし!!うまくいったと思ったら負荷のなくなったバッテリーは直ぐに電圧を回復してつながってしまう。つながると直ぐに遮断とバタツキ、ちょっと使用に耐えない。
とりあえず、テストは中止。過放電は先のコントローラーにしばらく任せることにした。

バッテリー・パルサー作成 その後のその後のその後

2日ほど経ったので、様子を見に行くとケースが焦げていたのであわててあけてみるとIC周りが焼けており、ICソケットが解けてなくなっていた。よく火事にならなかった(ホッ)
早速部屋に持ち帰り、調べてみるが、何故焼損したのか不明。(回路が理解できていないので、わからないのは当然) いまいち外部電源は不安なので、オリジナル(DIYバッテリーパルサーの回路)に近い回路に変更することにした。ほかに壊れているところがないか確認するが、発信回路は無事だった。直す回路はほとんど同じなので、焼損したICのみあたらしい物と交換しただけでOK。今回はモニター回路は使用せず、LEDで行うことにする。組みあがり早速バッテリーに接続するとLEDがかすかに点灯しバッテリー両端の周波数もそれらしい数値を示すので接続したままにし様子を診ることにする。
ただ、バッテリーが少し古いのと一度完全にあがった品物なので補充電(充電)しながらにする。
充電器側に悪影響が出ることを心配したが、今のところ大丈夫そう。

バッテリー・パルサー作成 その後のその後

手持ちになかった抵抗がなかった為、バッテリーに接続しなかったが、ジャンク箱をひっくり返し、取り付け、実際にバッテリーに接続してみる。今回は外部電源方式のため、バッテリーの出力は使用しないので、気楽にセットするが、モニターが作動しない。バッテリーの端子で周波数を図ると少し高めになっている。(??) 気持ちICが熱いようなので、心配だが、とりあえずセットしたまま様子を見ることにする。2時間おきくらいに様子を見に行くが、特に変化はない。

2009年2月4日水曜日

バッテリー・パルサー作成 その後

とりあえず、基板を流用するため、前回の失敗作から部品を取り外す。先日ダイソーで買った部品はがしのツールが役に立つ。ちょっと力を入れすぎて、小さなCを壊す。このCは今回の回路では使用しないので良しとする。
今回は前回と多少回路が違うのでレイアウトも変更。各回路はバッテリーによる駆動ではなく、外部電源なので、まずは発信回路から作成する。発信回路は555による一般的な回路で部品点数も少ないのでスグに組みあがる。とりあえず電源を接続し動作確認を行う、発信周波数を決めるCは前回と同じにしてある。周波数計で計測すると700Hz位で発信しているようである。資料によると2KHz辺りがベースでもう少し高いほうが良いようなことが書いてあるまで、、Cを変更し、再度測定すると今度は12KHzと高くなっているのでこれでよしとする。(何が良しなのか自分でも不明)
今日はこれで満足し、終了。

2009年1月30日金曜日

バッテリー・パルサー作成

2年ほど前、HPを参考に作成してみましたが、動作しているのか今一分からないので、いろいろ変更し試しているうちに、発熱し壊れてしまったようで熱が冷めお蔵入りしていたが、少し時間ができてきたのと動作確認が可能な測定器も手に入れたので、再チャレンジすることにした。改めて情報収集でWebを眺め新たな情報も得たので、参考にし、壊れたFETなどの部品を秋葉原に調達に出かける。今回コイルはまだ焼損していないのでそのまま使用してみることにし、FETは少し大きめにすることにし、Webの情報からダイオードは汎用からファーストリカバリータイプに変更してみることにした。買い物は秋月通商を中心にしたが、抵抗などは今後どの程度使用するか分からないが1袋単位で購入したり、破損を考慮し余分に購入したりしたのでしたので結構な金額になってしまった。

2009年1月1日木曜日

4チャネルメモリキーヤー その2

ケースにも入れたので、パドルを購入する。前にも書いたが、CW QSOは多分しないので、あまり良いものを手に入れても宝の持腐れ(豚に小判?)になるのでそこそこのものにする。カバーのかぶっているものとかぶっていないものとあり、値段が2K¥ほど違うので被っていない物にする。30年位前に2アマ受験時に購入した縦振電鍵はカバーの被っている物を購入したが、カバーがあると埃が積もらないので錆も出にくいのだが、今回はあまり使用しないのでカバーなしにした。
カバーはローカル局のアイデアを借用しプラスチックケースを加工してみた。