いまさらパソコンカーナビでもないが、
先週土曜日あたりから秋月で購入したGPSレシーバをパソコンカーナビで使用できないかテストしてきたが、何とか使用できる目処が立った。カーナビがものによってはかなり安くなってきた現在いまさらパソコンカーナビでもないだか、なんとなく技術者の端くれとしては、市販のカーナビでは満足できず、機能も見やすさも劣っているパソコンカーナビにチャレンジしてきた。実際は¥も無いし、使う回数も少ないのでもったいないというのが本音。 (月1~2回程度の運転と年間3000Km程度の走行距離)
秋月で販売しているGPSレシーバには数種類あるようだが、今回購入したものはロガー付きと呼ばれるもので、GPSレシーバー単独で位置を記録できるものです。(電源はUSBタイプのコネクターから5Vを供給する仕組みで、秋月でGPSレシーバーを購入するとおまけでUSB端子つきの電池ボックスが付いてきますので、もって歩き帰宅後付属のプログラムで軌跡を振り返ることができます。軌跡には位置と時間があり、表示することもできます)
このGPSレシーバをパソコンカーナビのGPSレシーバに使用できないかとテストをしてみました。
当初の心配は、ロガー付きGPSレシーバーということで、データが表示プログラムからのリクエストで出力されるのであればカーナビに使用するのは難しそうだなと思っていました。
まず、GPSレシーバーがOS上どのように認識されているのか、コントロールパネル/システム/ハードウェアから見てみるとポートにCOMxと認識されていた。ということはパソコンカーナビの地図から見るとなんとなく認識しそうな気がしてきた。
ここでテスト環境をまとめておくと
使用したPC : IBM製Note PC X40 使用した地図 : アトラス製 プロアトラスSV使用したGPS: CanMore社製のGPSロガーGT-730F(L)
地図については、秋月の指定はSV4となっている。
とりあえず、GPSレシーバをPCに接続し、地図を立ち上げてみる。COMポートを合わせて見るが、無常にも信号がありませんと出る。地図上のGPSパラメータをいろいろと変更してみるが、効果なし。(ちょっとめげてくる、やっぱり地図が古すぎるのか、SV4は高いしな~)
日にちを明け、いろいろ考えを巡らすも良いアイデアは浮かばなかったが、そこは頭の悪いなりに根性でもう一度チャレンジしてみることにした。
だいたいからして、GPSレシーバーと地図の仕様を併せて無いじゃん!!ということでまず地図を決め、GPSレシーバーの仕様を変更する。
通信速度を地図の最高速度9600BPSにする。
室内ではあるが、早速接続すると、できた とりあえず通信し始める。暫く放置しておくと12個の衛星がありそうで、内3個を捉え、暫くすると9個まで捉えた。地図を見てみるとカーナビの矢印が表示されていた。
一度PCをリブートしてみるとなぜかGPSレシーバの通信速度がまた最高速度に戻っている。ので、変更すると接続はできた。ちょっとこのあたりは後日の課題としても何とか使用できそうである。
これで、現在使用しているIOデータのGPSレシーバが壊れてもパソコンカーナビは続けられそうである。また併せてロガーの機能も利用できれば、助かる。
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