ブログの整理をしていて、タイトル「HAM LOG MySQL版」はタイトルのみだということに気づく。
数人の方が参照にこられているようで申し訳ありませんでした。
改めて、ここに紹介してみます。
最初の投稿(2010/02にタイトルだけ)から早2年半ほど経過しているので
当時に比べ機能も増えたり、仕様も変更したりとなっています。
このHAM LOGは1970年代、大型コンピュータをいろいろな名目
(テストだとか、勉強だとか)で使用していたものを1980年代に入り
PCの入手でPC-DOSのBASICに乗せ変え、その後Windowsを
経て、3年ほど前からVB.NETに移行したものです。
当然大型コンピュータ時代の媒体は80欄カード(たぶんご存知の方は
少ないと思いますが) で格納できる交信情報の量は少なく、
いかに情報を圧縮(記号化)するかも重要でした。
PCの時代に入り、5インチディスケット(これも知っている人は少ないかも)
になり多少情報の格納は多くなりましたが、1セクターあたり128バイトで
複数セクター使用するなどの工夫が必要でした。
また、ディスケットはデータの更新が可能なのですが、読み書きには工夫が
必要で、インデックス処理などOSは提供してくれないので結構苦労をしました。
VB.NETに移行するに当たり、データの処理にあれこれ工夫をするのは
大変とDBMを使用することにしました。
DBの選択に当たり、無銭家としては当然無料で使用できるものをと探しました。
無料でも将来性のないものや機能に制限のあるものは将来の拡張を
考慮した場合、好ましくないので除外し、結果としてMySQLを使用する
ことにしました。
心配はレスポンスでしたが、テストでそこそこのレスポンスが得られました。
自作のインデックス処理も結構よいレスポンスを出していました。(ちょっと自慢)
BASICで作成されていた「HAM LOG」の移行はBASIC同士ということもあり、
画面周り以外はかなりの部分で簡単に移行することができました。
(このため、ほとんどは旧BAISIC技法で移行していますから、VB.NETの
スペシャリストから見ると駄目出しされそうです)
問題になった点は印刷でこれはかなり移行には手こずりました。
近年で追加した主な機能は、
・移動運用時のログ入力
今までのデータ入力を簡略化し、入力できるようにした。
・My RigのFT-897との連携
移動時、周波数、モード等を自動で取り込む
ほかの機種は今のところ考えていない
・移動運用時に自局が待機しているとき、相手の情報を先行入力できるようにした
CQを出すよりCQ局を呼ぶことが多いため
・新PCにも対応
近年モバイルノートのように横長縦短の画面があり、当局も入手して使用し
てみると下の部分が見えないなどの不具合がありスクロール対応などして
みました。
・複数PC間のデータ移動
自宅で処理するPCと移動時のPCが異なる場合、移動から帰ってき時
自宅のPCにデータを移動できるようにした
本来であれば同期処理がよいと思うのですが、そこまでの技術は無いので
かなり稚拙な方法で実現
今後の課題
・無いとは思うけど、使用したいなどといわれたときの配布方法
マニュアルも無い、何にも無いではどうしようもない
・都市テーブル(JCC,JCGなど)の適時更新
とりあえず、JARLで配布しているJCC/JCG情報をDLし
特に加工せず、取り込めるようにした。
ここまで書いて、用事ができたのでPendingします。
0 件のコメント:
コメントを投稿