仲間内で会話をしていると皆さん意外と(失礼)上級資格を
取得している事がわかり、負けてはいられないと齢70歳を
超えて1アマを受験することにした。
振り返ってみれば、1961年に電話級に合格しすぐにOn Airを
してそのまま20年が過ぎ、ある日YM局の訪問があり、『今だ
電話級ですか?』の一言に傷つき2アマにチャレンジを決意するも
電信術にはアレルギーがあり一分間45文字送受信には自信もなく
とりあえず電信級を受験し自信をつけようとチャレンジしてみた。
法規と工学は何とかなりましたが、やっぱり電信術は??
特に長音短点が3っ以上になるとまるっきし駄目で頭の中で
考えているうちに次の文字になってしまう有様です。
それでも受信は何とかなりましたが送信は試験官もあきれるほど
メロメロ、それでも優しい試験官だったようでお情けで
合格することができた。
気をよくして翌年2アマを受験しなんとか合格。
さらに気をよくして1アマチャレンジとなりましたが、
欧文は何とかなりそうだったのですが、和文の送受信に
自信が無くぐずくずしているうちに時間が経ち今日に
至ったっていた。
時は瞬く間に過ぎ、気がつけば、試験科目も2アマを
取得していれば欧文和文の送受信が消えていた。
2000年に入り、法規、工学だけなら何とかなるかと国家
試験問題集改訂版を購入し勉強を始めましたが仕事が
忙しいやら遊びが忙しく「別に1アマの資格が必要な運用
しているわけでもないし」とサボりだし気がついてみたら
あれから15年の月日が経っていた。
今年から2アマも養成コースができてチャレンジしやすく
なったようで、其のうち1アマも養成コースができるかもしれない
のでそれまで待ってもよいのだが、何分棺桶が迫って来て
いるので今回チャレンジを決意した。
その気になったのは某団体の通信教育が目に留まり
これなら何とか成りそうと一念発起しお小遣いの大半を
はたき、申し込みをした。
今まで様々な通信教育を受けてみましたがいずれも途中挫折の
連続で申し込みには躊躇しましたが今回はかなり合格に期待して
スタートした。
7月に申し込みし、X月末に『これ1冊で対策はバッチリ』と
いう参考書(A)1冊と「CD一枚(内容はほとんど使用しなかった)」
とちょっとした注意書が届いた。
参考書(A) 情報通信振興会
ズバリ合格 第一級アマチュア無線技士問題集
しかし今年の夏は暑くなかなかやる気が起きず、それではだめと
9月に入り計画を立て勉強を始めたが、『これ1冊で対策は
バッチリ』という参考書」だけでは、解法のいくつかは理解
できず、不安になり、ほかに参考書(3冊(*2))を購入し理解し
にくいところを補いながら進めてみた。
参考書(B)第一級ハム 国家試験問題集 2014/2015年度版
CQ出版社 野口幸雄 著
参考書(C)第一級アマチュア無線技士 合格精選400題試験問題集
東京電機大学出版局 吉川忠久 著
参考書(D)アマチュア無線技士国家試験 第一級ハム教室
CQ出版社 野口幸雄 著
(残念ながら内容が古い為参考程度 (B)で十分補える)
参考書(A),(B),(C),(D)とも内容は過去問で工学については必要に
応じて解説が載っている。
法規は何とか成りそうな気になったが、工学はほとんど小学校、
中学校、高校とサボりにサボっていたため、数学はおろか算数の
基礎がまったくないことに気づかされ四則演算から始まり、対数、
平方根等工学の基礎から勉強することになった。
おかげでほとんど融けかかっていた脳に多少活を入れられたようで
一ヶ月ほどするとこのあたりは何とか成るようになったが、
頭の回転が遅く、計算スピードは試験のときに多少心配が残ったが、
2時間半もあるので何とか成るだろうと考え先に進めた。
又、公式が覚えられずメモに書いて部屋に張り出してみたが、
昨日覚えたはずの公式が今朝はまったく思い出せずまた一から
やり直しの毎日でくじけそうになった。
とにかく「これ1冊で対策はバッチリという参考書」と追加の
参考書の問題を解きながら覚えることにした。
しかし問題を解くにあたり参考書の解法の説明が分からず、
Internetのお世話になることもしばしばで親切なOMさんが分かりやすく
しかも簡単な方法で問題の解法を説明してくれているHPもあり
大いに助かった。
(このようなHPを提供していただけるOM各位に大いに感謝)
9月に入り、某団体から模擬試験No1が届き、早速解き始めましたが
半分も解けない状況でその後の進め方に不安が残る。
とりあえずNo1は解答後参考書で確認し、修正したのち提出
経験者の話もInternet上に有り参考にさせていただきました。
皆さん2時間ほどじっくり勉強にあてていることを知り、
当方としては毎日が日曜日なので時間的には可能かなと思って
いたが年をとったせいか根が続かず、1時間を2回とかでごまかしながら
やっているうちに結果としては2時間くらい机に座っていることになった。
この話の中で上記参考書が紹介されていた。
9月、19月は参考書(A)と格闘し、次に過去問を4年分印刷し解いた。
参考書に無かった設問も有り解けないときはInternetで理解した。
法規の過去問は法制改正を考慮し3年分とした。
11月に入り参考書(C)を中心に設問を解き理解を深める努力をした。
しかし、虚数(複素数)は理解に時間ばかりかかり、たかが一問と
あきらめることにした。
参考書(C)400題を1日20問解くとしても20日かかるのでやはり一日
2時間程度は必要のようです。
11月中旬から試験前日までは過去問4年分を一日2~3期分づつと
更に参考書(C)400題を解き理解を深めた。
過去問は誤解答部分を中心に理解しながら数回行い、参考書(C)は
設問を連続して解答すると前問がヒントになりまずいので5問ごとに
飛ばしながら解答していった。
また、参考書(B)は参考程度に使用しただけだった。
(結果、参考書/過去問の同じ内容の設問としても1000問近くを
解く事になります。)
それでも満点が取れない状況で自信がなかなか出てこない。
間違える設問はいつも間違える。
(理解が足りないのか、脳が腐っているのか、頭が悪いのか)
そんなこんなで不安の中で試験当日を迎えることになった。
理解している設問が多く出ますようにと祈りながら!!
受験結果については、後日
2015年12月4日金曜日
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