2013年2月25日月曜日

SSTV PCインターフェース その5

インターフェースを3つ作成してきたが、まだCATを制御する機能が無いので追加作成することにした。(電子工作ばかりしていてSSTVの交信までには手が回らないのが残念ですがそのうちに!!) 

SSTVなどのPTTをRTS信号で行いながらCATの制御をTXD,RXDで行うので
ひとつのRS232Cポートで出来そうなのだが、実際はSSTVとCAT制御のプログラムは別々になるのでちょっと無駄なような気がするが2つ必要になる。

CATをコントロールする方法としてはRS232CのTXD,RXDによる無手順通信を行えばよいのだが、いまどきのPCにはRS232Cの端子など無いし、YAESU FT-897などのCATはTTLレベルなので変換が必要になる(ようだ)。それでUSB to RS232C(TTL)のような信号変換をしてくれる仕組みが必要になる。

CATコントロールだけなら先に購入した①ARVEL SRC06 ②TTL232R(USB-RS232C(TTL)変換が入っているケーブル)でも良いのだが、今回はSSTVをするのと同時にCATコントロールも行いたかったので、TTLレベルが2チャンネル必要となる。

ICチップの中にはそのような機能を持ったものがあるが、今回は横着して秋月で販売しているFT2232Dを使用し組みあがったモジュールを使用してみた。

価格的には多少高いが専用ICを使用し周辺部品と実装の手間を考えればかなりリーズナブルな価格であり、特に私のような目が見えにくくなっている年寄りには助かるパーツである。
しかもピンはDIPになっているので今回の様にとりあえず仮組み立てをブレッドボードで簡単に出来るのも助かる。
FT2232Dでほとんどの配線が済んでいるので数本の線と部品で作成できた。


こんな感じ。




因みに回路図はこんな感じです。
LANコネクタの部分はブレッドボード上ではありません、
実装時のFT-897用です

(作成は自己責任でお願いします) 

早速、MMSSTVでテストしてみる。
RTTYは今までも出来ているのですぐにOKになる。
次にHam Radio DeluxeでテストしてみるとこちらもOKであった。

次はこれを基板に移植しケースに収めることにする。

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