2013年1月15日火曜日

SSTV PCインターフェース その1

YAESU FT-897/FT-817のSSTV用のPCインターフェースを作成した。
作成の動機はある会合で今年はSSTV/RTTYに出るなどと大きなことを言ってしまったので準備のために作成した。
PCインターフェースそのものはFT-897のCATを使用しトランシーバと通信をしてログ・プログラムに周波数などを取り込むため、OM作成のインターフェースを既に手に入れていたのだが、SSTVを行うにあたり、動作確認を2台のトランシーバでするためにもうひとつ必要になったためである。

OMから手に入れたものはCAT/RTTY/SSTVなど機能満載であるが、今回作成したものはSSTVに特化(?)したものである。
まず、Webを徘徊し情報を集め、簡単に出来そうなものを参考に作成してみた。
記事の中には音質を重視するものやPCとトランシーバをフォトカプラで繋ぐものなどもあったがとりあえず簡単なもので試すことにした。(Model-1)

当初は受信のみと思っていたが、どうせ作るのであれば、送受出来るものを作成することにした。ケースはタカチあたりのケースにしようと考えていたが、ジャンクにLAN HUBがあり、ケースとしてちょうどよさそうなの中身を破棄してこれに決めた。

PCとの接続は3.5m/mのオーディオケーブルなのでジャックはケースに穴を開け取り付けるつもりだったが、ケースの背面に大きな窓(?)があるのでそのまま使おうと考え、秋月でブレッドボード用にDIP化する基板とジャックを購入し汎用基板に取り付け、YAESU データの6Pコネクタも基板にじかに取り付け窓から覗かせてみた。(作成したときはお~~なかなかよい出来と思ったが、後で冷静になって考えてみると基板に数箇所の半田で留めてあるだけなのでぐらぐらするなど安定感に欠けているので穴を開けて取り付けたほうが安くしかも安定感もあったかもしれないと後悔している) 

RS232CはUSB-RS232C変換ケーブルのRTSだけを取り出し、3.5m/mオーディオジャックで供給することにした。

早速、MMSSTVで動作確認をすると無事送受出来た。
もちろんトランシーバは最低出力にしてダミーロードで送受です。
それでもダミーロードから結構電波は漏れているようです。
回路図は、Webで見つけたOM提供のものなので不掲載です。



Model-1の中身
右からTo PC-MIC
PC-SP
RS-232C
FT-897 Data端子
 
ケースに入れたところ


使用したUSB-RS232Cケーブル
PTTのための3.5m/mプラグ

0 件のコメント:

コメントを投稿