少し古い話で恐縮ですが、メモのために投稿しておきます。
電源などを作成し、(電源だけではありませんが)適当な電力を消費させる必要がある時、今までは抵抗などで行ってきました。R=E/Iとか言いながら可変抵抗器があればよいのですが、無いのでジャンク箱をひっくり返し適当な抵抗を作り電力を消費させていました。
秋葉原のあるお店のおじさんとの会話で電子負荷装置なるものがあることが分かり、中古でも良いからほしいと探しましたが、当然アマ用のものなど無く結構値の張るものばかりでした。Webを検索すると自作されている方がいたのでDC専用にはなるが参考に作成してみることにした。部品点数も少なく、回路も難しくなかった。Power TR等はいつもの秋月電子通商、その他は千石電商で取り揃える。
直ぐに出来上がり、早速電源に接続すると電力調整のVRが真っ赤になり、煙とともにお陀仏(オシャカ)。配線を見直しても誤りが無いのでもう一度VRを交換し電源を繋ぐと又煙。配線図を見ていると当然火が出ることが判明(配線図がおかしい??、Webで公開されているもので時々あるので気にせず)。あまり知識が無いのですが、オリジナルよりは安全な配線に変更し、再度テストをするとVRの回転と負荷のかかり方があまり芳しくないがとりあえず、動作をした。
しかし50Wの負荷をかけるとトランジスタがお湯を沸かせるほどに高温になり怖くなったので、とりあえずひとつのトランジスタの負荷を減らすためにパラ接続し、ヒートシンクを大型にして併せてファンを付けてみた。結果50Wくらいまでならトランジスタは触れる温度になり、ひとまず安心。
さすがに100Wまではかけ難い。
今まで作成したこの手のツールの中では使用率が高く、満足している。
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前面はこんな感じ |
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後面はこんな感じ |